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FT紙のEU離脱に関するコメント

 このフィナンシャル・タイムス(FT)紙のチーフ・エコノミクス・コメンテーターによる記事はEU残留派の代表的な意見だと思います。
しかし、これが全面的に正しいかと言えば、そうは言えません。
 この問題は、例えば、「若者と高齢者の対立」、「ブルーカラーとホワイトカラーの対立」、「都市部と地方の対立」、「スコットランドの独立運動」、「移民問題」、「格差の問題」、EUの「グローバリズム、新自由主義、緊縮財政の問題」等々、様々な要素が複雑に絡み合っています。

 “(イギリスと)同じような「怒りのうねり」は世界の様々な国にも存在している。
米国では不動産王ドナルド・トランプ氏、フランスでは極右政党・国民戦線のルペン党首、ドイツでは民族主義政党「ドイツのための選択肢」が台頭している。ただ、英国が先頭を切って、悲惨な自傷行為に走ってしまった。”(下記本文より)
   
 幸いなことに、日本には英米ほど深刻な対立と「怒りのうねり」は未だありません。強いて言えば、保守と野党4党に結集した反日勢力の対立がありますが、この参院選で自公が勝利すれば、封じ込めることが出来る程度のものです。
 日本は未だ未だ世界一恵まれた独自の道を歩むことが出来る位置に就けていると思います。(しかし、「アベノミクス」に就いては手直しが必要だと私も思います。TPPは潰して良い。選挙が終ったら思い切った「インフラ投資」と「ヘリマネ」をやることです。世界の金融大混乱はその大義名分になります)


長く不確定な時代に入った英国
 by Financial Times チーフ・エコノミクス・コメンテーター マーティン・ウルフ
      2016/6/25 2:06           日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLZO04064370V20C16A6EA3000/?n_cid=NMAIL003
 
 英キャメロン首相は大きな賭けに出て、敗れた。人々の恐怖に付け込んだジョンソン前ロンドン市長、ゴーブ司法相、英国独立党(UKIP)のファラージュ党首が勝利した。英国、欧州そして世界は傷付いた。英国は衰え、恐らく国内の分断が続く。欧州連合(EU)は2番目に経済規模が大きく、最も世界に目を向けていた加盟国である英国を失った。

 今回の国民投票の結果は英国にとって第2次大戦以来、最も重大な出来事だ。西側諸国がグローバル化から逆回転を始める歴史的な瞬間となるかも知れない。英国は欧州のリーダーになれると信じていた残留派が、失望と恐怖に捉われた離脱派に敗れた。

 投票結果を見ると、世界に開かれたロンドンに対し、地方が反乱を起したとも言える。政治的、経済的なエスタブリッシュメント(支配階級)に対する反乱でもあった。一方で、自分達を経済的敗者と考え、移民流入等の環境変化に怒りを抱いていた人々が勝利を手に入れた。

 こうした衝撃を受けているのは決して英国だけではない。同じような怒りのうねりは世界の様々な国にも存在している。

 米国では不動産王ドナルド・トランプ氏、フランスでは極右政党・国民戦線のルペン党首、ドイツでは民族主義政党「ドイツのための選択肢」が台頭している。ただ、英国が先頭を切って、悲惨な自傷行為に走ってしまった。

 今や権力を手にしつつあるジョンソン氏やゴーブ氏等は、これ迄自分達が軽蔑して来た専門家の話に頼らざるを得なくなることは皮肉と言える。

 英国は長い不確定な時代の入口に来た。かなりの確率で国の未来は暗い方向に向うだろう。保守党は新しい首相を選ぶことになったが、機能する政権を作れるかは別の問題だ。

 今後は英国とEUの関係を明らかにする緻密な計画を立てなくてはいけない。新政権やその後の政権が、今後何年にも亘ってそのことに労力を消耗することになる。

 1つ明らかなのは、英国はEUからの移民流入数を管理出来るようになる半面、EUという単一市場へのアクセスを失うことだ。どんなに事態が良い方向に展開しても、サービスを含まない自由貿易協定に漕ぎ着けられれば御の字だ。

 一方、EUはどのように英国と交渉して行くか、態度を決めなくてはいけない。英国には厳しい態度になるだろう。自分に対して乱暴な相手に優しく接することなどあるだろうか。

 英ポンドは大幅下落した。ポンド安は暫らく続くと見られるため、輸出にはプラスに働く。ただ、経済に活力が無くなることが、どれだけ税収に悪影響を与えるかを地方は思い知ることになる筈だ。

 英国経済は再構築を余儀なくされる。英国に拠点を持ちEUに展開する企業は再考を迫られよう。金融街シティーの役割は縮み、生産拠点を英国外に移すメーカーも多いと見られる。欧州の人材を使う企業もEUの単一市場に移ることを望むだろう。

 短期的にはそうした決断を企業が下すことは難しい。どんな結果を生むか分らないからだ。この不確定な状態こそが離脱が招く明らかな結果だ。霧は時間が経てば晴れるが、経済力が衰えることは避けられない。離脱は分断を修復しようとする欧州に背を向ける行為だった。私にとって最も悲しい瞬間だ。


上とは対照的な参考記事: YAHOO! ニュース
地べたから見た英EU離脱:昨日とは違うワーキングクラスの街の風景
     2016年6月25日 1時59分        ブレイディみかこ
http://bylines.news.yahoo.co.jp/bradymikako/20160625-00059237/

                   (本文省略)       


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五六七のミロクの代から六六六のミロクの世となるぞ。
六六六がマコトのミロクの世であるなれど、六六六では動きないぞ、
六六六は天地人の大和の姿であるなれど、動きがないからそのままでは弥栄せんのぢゃ、
666となり又六六六とならねばならんぞ、新しき世の姿、よく心得よ。
(五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第15帖)

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