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米露関係の今

 昨日、オバマ大統領がヒラリー候補を支持したと書いた時、「何で?」と違和感を覚えたのですが、最近の「RPE」記事の中にそれを解く鍵の一端がありました。要するに、アメリカの内情はかなり複雑なのです。原文が長いので今回は関連する部分だけを抜粋掲載します。
 それにしても、ヒラリーやトランプの真のバックは何者なんですかね。デイヴィッド・ロックフェラー(→キッシンジャー)とか、コーク兄弟とか色んな名前が飛び交っていますが。

  左からケリー国務長官、オバマ大統領、カーター国防長官
 wor15060909050002-p1ケリー・オバマ・カーター
 画像転載元: (http://www.iza.ne.jp/kiji/world/photos/150609/wor15060909050002-p1.html


【RPE】★ 中国、ロシア軍艦が尖閣接続水域に。何が起っているのか?
         ロシア政治経済ジャーナル No.1404
   2016/6/11                北野幸伯
http://archives.mag2.com/0000012950/20160611060535000.html~?p=4)

〔抜粋〕
米露関係の今

 ここ迄読んで、昔からの読者さんは、疑問に思うでしょう。
「ええ?! 北野さん。『AIIB事件』で目覚めたアメリカは、中国を打倒するために、ロシアと和解しているのでは?」
そうなんです。アメリカとロシアは、AIIB事件後、共同で、
・ ウクライナ内戦
・ イラン核問題
・ シリア内戦
を解決し、以前より関係が良好になっています。

 実際、ケリー国務長官とロシアのラブロフ外相は、付合い始めたばかりの彼氏彼女のように頻繁に電話し、逢っている。
ところが、普段は複雑になるので書かない事実がある。
実をいうと、アメリカの対ロシア戦略は分裂しているのです。
オバマ、国務省は、「ロシアと和解し、中国を打倒する」というリアリズム路線。
 一方、国防総省は、「中国もロシアも両方叩け!」という、「単独覇権路線」なのです。
そして、ペンタゴンは、NATOの更なる強化と東方拡大を進めています。何故、国防総省は、「反プーチン」なのか?
アメリカを中心とする有志連合軍は、1年ISを空爆し、殆んど戦果を挙げられなかった。
ところが、ロシア軍が2015年9月30日に参戦。ロシアは、ISの石油インフラに、容赦ない空爆を繰り返し、「資金源」を断つことに成功。
結果、ISは、アッという間に弱体化し、(所期の目的を達成した)ロシア軍は僅か半年で撤退を始めた。
 要するに、米国防総省は、「ロシア軍は、かなり強い」ことに気が付いた。それで、「NATO強化と東方拡大政策」を益々熱心に推進している。これがプーチンを苛立たせ、中国との関係を断ち切れないでいるのです。(@ 国内で、「対〇国政策」が分裂していることは、よくあります。例えば、アメリカ財務省は親中国。国防総省は、はっきり反中国です)

日本とロシアの関係

 プーチンは、安倍総理が、「親プーチン」であることを知っています。しかし、安倍総理の微笑みの裏に、「島返せよ!」という意図があることも、勿論知っている。
総理が、「経済協力8項目」を提案した裏に、「島返せよ!」という意志があることを知っている。それでも、現在の苦境を脱するために、日本との関係を改善させたい。しかし、一方で、「安倍は、結局アメリカに逆らえない」という思いもある。
 ソチで、安倍総理と仲良く話して、日露関係が良くなった。
暫らくするとオバマさんが来て、広島を訪問。安倍さんの訪露で少し悪くなっていた日米関係が、また良好になってしまった。
 そして、G7諸国は、「対ロシア制裁継続」で一体化している。これが、またプーチンを苛立たせます。つまりロシアから日本を見ると、「安倍総理は、確かに親ロシアだが、アメリカから行動を制限されていて限界がある」。
そのアメリカは、欧州ではNATOを強化し、「反ロシア包囲網」を築いている。(米国防総省主導) ですから、プーチンは、思い切って日米の方に来れないのですね。

日本は、どうするべきか?

 この質問に答えるためには、「原点」に戻る必要があります。原点は、中国の「反日統一共同戦線」戦略です。中国は、アメリカ、ロシア、韓国と「反日統一共同戦線」をつくろうとしている。
上策は、「敵の戦略を無力化すること」。となると、日本は、中国と逆のことをすれば良い。
1.アメリカとの関係を益々強固にする。
2.ロシアとの関係を益々強固にする。
3.韓国を中立化させる。
 こういう視点から今回の事件を見ると、日本政府の対応はパーフェクトでした。

 <菅義偉(すがよしひで)官房長官は9日の記者会見で「中国が尖閣諸島に関する独自の主張を行ない、これ迄公船による領海侵入等を行なう中、緊張を一方的に高める行為で深刻に懸念をしている」と強い不快感を示した。
 その上で中国だけに厳重抗議した理由に就いて「ロシアはそうした事情がなく、同様の対応は行なっていない。ロシアに対しても必要な注意喚起は行なった」と述べた。>

 つまり、「中国は尖閣の領有権を主張している」、「ロシアは尖閣の領有権を主張していない」。だから、中国にだけ「厳重抗議した」というのです。正しいですね。
読返してみて、現在の日米中露関係は、とても複雑だなと思います。
 今の世界情勢は、1930年代並に移り変りが激しい。
1930年代、日本は、中国に見事に孤立させられ、敗戦への道を歩き始めました。今回は、賢明に、米露を味方に付け、中国を孤立させ、戦争を回避しましょう。


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日月の民草

Author:日月の民草
 ハンドルネーム666です。

五六七のミロクの代から六六六のミロクの世となるぞ。
六六六がマコトのミロクの世であるなれど、六六六では動きないぞ、
六六六は天地人の大和の姿であるなれど、動きがないからそのままでは弥栄せんのぢゃ、
666となり又六六六とならねばならんぞ、新しき世の姿、よく心得よ。
(五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第15帖)

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