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米、ベトナムへの武器輸出を完全解禁

 これは、北野氏が以前に「オバマのキューバ訪問とアメリカの大戦略」で解説していたのと同じ流れです。ヒラリーやトランプが大統領になるとこの流れがどうなるか判らない不安があります。参考過去記事: 「アメリカとキューバの和解


米、中国包囲網強める 武器輸出を全面解禁
     2016/5/23 23:15         日本経済新聞
http://www.nikkei.com/article/DGXLASGM23H73_T20C16A5FF8000/?n_cid=NMAIL001

 【ハノイ=富山篤】 米国がベトナムへの武器輸出を完全に解禁し、両国関係は新たな段階に入る。オバマ米政権は中国の南シナ海進出に対抗するため対中包囲網を一段と強めようと狙う。ベトナムは米越関係の「完全正常化」を宣言。ただ政治と経済の両面で繋がりが深い中国との関係は悪化させたくないのが本音で、米中のバランスを取る外交に腐心している。

 「武器輸出の解禁は何十年にも及ぶ対話の結果であり、両国の関係が変化した証しだ」。オバマ米大統領はチャン・ダイ・クアン国家主席との会談後の記者会見で強調した。クアン氏も「両国関係は完全に正常化した」と表明。米越関係の転換を印象付けた。

 最大の目玉は米国による武器輸出の全面解禁だった。米国が輸出解禁の条件の一つに挙げていた人権問題に就いては「ベトナム政府を尊重する」(オバマ大統領)と従来の批判をトーンダウンした。米国の目的は南シナ海への対応だ。

 ベトナムが購入する装備品は、対潜水艦哨戒機「P3C」等南シナ海の監視能力向上に繋がる飛行機が想定される。ベトナム海軍は最近6隻の潜水艦をロシアから購入したが、十数倍の70隻以上保有しているとされる中国に空からの監視強化で対抗する。

 米国は武器輸出の完全解禁を機にベトナムとの軍事協力を深め、南シナ海の要衝、カムラン湾に寄港する狙いがある。

 南沙(英語名スプラトリー)、西沙(同パラセル)の両諸島迄何れも550キロメートルで、ここを使えれば南シナ海の警戒能力は格段に高まる。同湾には4月12日、海上自衛隊の護衛艦2隻が日本の艦艇として初めて入港したばかり。これがきっかけとなり、海自は5月下旬にも護衛艦を入港させる等事実上の定期入港を果した。

 ベトナムとしては米軍との軍事協力が進めば中国への抑止力となる一方、複雑な思いもある。中国はベトナム最大の貿易相手国で、2015年の総貿易額の2割を占める。環太平洋経済連携協定(TPP)で経済的に米国へ接近するとは言え、インフラ開発、電子部品、布、食品等幅広い分野で、中国なしではベトナムは成り立たない。

 政治的にも繋がりが深く、ベトナム共産党の基本的な仕組みは中国をモデルにしている。大きなイベントがある時には中国に“お伺い”を立てることが多い。15年7月にベトナム戦争後初めてグエン・フー・チョン書記長が訪米したときは3カ月前の同年4月に訪中。16年1月に新指導部が決まる直前の15年末にはグエン・シン・フン国会議長(当時)が訪中した。今回のオバマ大統領訪越の後も「ご機嫌伺いに幹部が訪中するのではないか」(政府筋)との観測もある。

 兵器の90%以上を依存するロシアとの関係も変る可能性がある。ベトナム戦争時代から旧ソ連に武器を供与して貰っており、ロシアとは軍事的繋がりが深い。1979年から2002年迄はカムラン湾を旧ソ連、ロシアが租借し、基地を置いていた。高額な米製兵器に一気に切替わることはないと見られるものの、ベトナムとしてはロシアへの配慮が必要だ。


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五六七のミロクの代から六六六のミロクの世となるぞ。
六六六がマコトのミロクの世であるなれど、六六六では動きないぞ、
六六六は天地人の大和の姿であるなれど、動きがないからそのままでは弥栄せんのぢゃ、
666となり又六六六とならねばならんぞ、新しき世の姿、よく心得よ。
(五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第15帖)

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