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【RPE】オバマ大統領の評価

 当ブログでは、最近の記事「安倍・プーチンは光、習近平は闇(05/09)」の中で、
“私は安倍総理が後世、救国の名宰相と讃えられるだろうと見ています。その理由は主として次の二つの功績によるものとなるでしょう。
1.日米安保条約を双務的なものにしたこと。これにより(註: 軍事同盟が強化され)、中国が日本に手出し出来なくなった。
2.不思議な程、気が合うプーチン大統領と「阿吽の呼吸」で友好関係を結び、ロシアを「日・米・印・豪+東アジア」の中国包囲網に取込んだこと(未来から見た話)。これにより、戦わずして中国共産党政権は崩壊する。”と述べました。

 今回、北野氏はオバマを偉大な大統領と評価し、その理由を3つ挙げています。
1.世界経済の崩壊を食い止めた。
2.シェール革命で、アメリカは世界一の産油、産ガス国になった。
3.アメリカ外交を修正し、中国への逆襲を開始した。
 これ等に就いて、私は論評を避けますが、本当にオバマ大統領のリーダーシップで実現したことなのか疑問を抱きます。これはやはり後世の検証に委ねるしかないでしょう。ここでは一応、一つの見解として記録するに止めます。


【RPE】(広島訪問決定)★ オバマが「偉大」である三つの理由
        ロシア政治経済ジャーナル No.1387
      2016/5/13             北野幸伯
http://archives.mag2.com/0000012950/20160513000000000.html)   
  
 全世界のRPE読者の皆様、こんにちは! 北野です。
皆さん御存知のように、オバマさんの広島訪問が決ったそうです。丁度良い機会ですので、オバマさんに就いて考えてみましょう。
 一般的にオバマさんの評価は、「とても低い」と言えるでしょう。「アメリカの権威を失墜させた!」と。しかし、私は、一般とは違う見方をしていて、「オバマさんは、偉大だ!」と考えています。何故でしょうか?

理由1~世界経済の崩壊を食止めた

 オバマさんが大統領に就任したのは09年1月です。皆さん御存知のように、08年9月の「リーマンショック」から世界は、「100年に1度」と形容される経済危機に突入していました。これ、当時も今も、「当に100年に1度の危機だった」と言えるでしょう。
要するに、1929年から始った「世界恐慌並」だったのです。そして、「100年に1度の大不況」の責任は、前任のブッシュさんにあり、オバマさんには、1%の責任もありませんでした。
 1929年の世界恐慌。
アメリカのフーバー大統領(当時)が対応を間違ったために、世界はメチャクチャ不安定になった。結局、第2次大戦が起ってしまった。
オバマさんは、フーバーさんの間違いを繰返しませんでした。
 アメリカも世界経済も、08~09年当時殆んどの専門家、研究者が予想していた「大破局」にはならなかった。
・ 世界経済を「大破局」から救った。
これが、「オバマさんが偉大である」第1の理由です。

理由2~シェール革命で、アメリカは世界一の産油、産ガス国に

 オバマ政権下で起ったことで、とても大きな変化は、「シェール革命で、アメリカが世界一の産油、産ガス国になったこと」でしょう。これ、本当に凄いことです。
ブッシュが大統領に就任した時、「アメリカの原油は、2016年に枯渇する」と予測されていた。何故、アメリカは、「アルカイダを支援していない」、「大量破壊兵器を保有していない」フセイン・イラクを攻めたのか?
諸説ありますが、グリーンスパン元FRB議長は、「石油が理由であることは、『誰もが知っている』事実だ」と断言しています。
 「自国の石油が枯渇するから、中東支配を強化しなければ!」
酷い話に思えますが、日本だって昔同じようなことをしました。
「ABCD包囲網で石油が足りなくなるから、東南アジアを攻めて、油田を確保しよう!」と。
 ところが、オバマ政権下でシェール革命が進み、「アメリカの石油、ガスは枯渇するどころか、有り余っている!」状態になった。アメリカは、今や世界1の産油、産ガス国である。そして、今年3月、40年振りに「原油輸出」を再開しています。
 「シェール革命」は、アメリカの外交と世界情勢にも、大きな影響を与えています。
「石油が自国にたっぷりある」。このことは、アメリカを「中東のくびき」、「イスラエルのくびき」から解放した。それで、アメリカとイスラエル、サウジアラビアとの関係がとても悪くなっている。そして、シェール革命は、原油価格が長期的に低迷する最大の要因である。
 このことは、ロシア、ベネズエラ等「反米資源国」の経済を直撃しています。
・ シェール革命」で、アメリカを世界一の産油、産ガス国にした。
これが「オバマさんが偉大である」第2の理由です。

理由3~修正されたアメリカ外交

 オバマさんが最も批判されるのは、「外交分野」です。実際、「アメリカの権威を失墜させること」をしました。
最も記憶に残っているのは、2013年9月の「シリア攻撃ドタキャン事件」でしょう。
 2013年8月、オバマさんは、アサド軍が「化学兵器を使ったこと」を理由に、「シリアを攻撃する!」と宣言した。
しかし、翌9月、「やっぱ止めた!」と戦争を「ドタキャン」し、世界を仰天させました。
 更に、オバマさんは、ウクライナの政治に関与し、親ロシア・ヤヌコビッチ政権転覆を支援しました。これ、トンデモ系に思えますが、オバマさん自身が関与を認めています。

 <昨年2月ウクライナの首都キエフで起きたクーデターの内幕に就いて、オバマ大統領が遂に真実を口にした。恐らく、もう恥じる事は何もないと考える時期が来たのだろう。
CNNのインタビューの中で、オバマ大統領は「米国は、ウクライナに於ける権力の移行を遣り遂げた」と認めた。
 別の言い方をすれば、彼は、ウクライナを極めて困難な状況に導き、多くの犠牲者を生んだ昨年2月の国家クーデターが、実は米国が直接、組織的技術的に関与した中で実行された事を確認した訳である。>
(出所、更なる詳細はこちら⇒
http://jp.sputniknews.com/japanese.ruvr.ru/2015_02_03/282671141/
● オバマさんが認めている映像はこちら。⇒
https://www.youtube.com/watch?v=GeV9grU6ERM
 このクーデターで、プーチン・ロシアは、「クリミア併合」を決意した。
そして、ウクライナ内戦が勃発した。シリア、ウクライナ、そして、オバマさんも「失敗」と認めている「リビア攻撃」(2011年)。「オバマ外交」は「失敗だらけ」と言って良いと思います。
 しかし、2015年3月の「AIIB事件」後、オバマさんは、突如「偉大なリアリスト」に変貌した。そして、「殆んど全ての問題」を解決したのです。
・ ウクライナ内戦は、2015年2月の「ミンスク合意」により事実上終結。
・ イラン核問題は、2015年7月の合意で、事実上解決。対イラン制裁は、解除された。
・ シリア内戦は、2016年2月の米・露合意で、事実上終結。
・ オバマ、2016年3月、キューバを訪問し和解。
 そして、もう直ぐ広島を訪問し、日本国民の「歴史的恨み」を解く。(?)
こう見ると、「何処がリアリズムだ?只の理想主義じゃないか?」と思えます。否否、オバマさんの動きは、「世界中の国々と、兎に角仲良くしたい」ようにも見えます。しかし、(北朝鮮と)中国との和解は、全然模索していないのです。これは、どういうことでしょうか?
アメリカはこれ迄、三つの地域で戦っていた。即ち、
・ アサド、IS問題のある中東
・ ウクライナ、ロシア問題のある東欧
・ 東シナ海、南シナ海問題に関わる中国
 しかし、幾らアメリカでも、「三つの戦いを同時にする」なんて「非効率」な訳です。だから、中東問題、ウクライナ問題を解決し、中国問題に焦点を合せている。「これぞ、リアリズム外交」なのです。
 次の大統領がトランプさんになるかヒラリーさんになるか判りませんが、賢明な「オバマ外交」が継承されることを心から望んでいます。という訳で、
・ 「リアリズム外交」で、中国への逆襲を開始しはじめた。
これが「オバマさんが偉大である」第3の理由です。歴史がオバマさんの功績を正しく評価することを願います。


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日月の民草

Author:日月の民草
 ハンドルネーム666です。

五六七のミロクの代から六六六のミロクの世となるぞ。
六六六がマコトのミロクの世であるなれど、六六六では動きないぞ、
六六六は天地人の大和の姿であるなれど、動きがないからそのままでは弥栄せんのぢゃ、
666となり又六六六とならねばならんぞ、新しき世の姿、よく心得よ。
(五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第15帖)

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