スポンサーサイト

上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

南シナ海 米空母派遣の本当の理由

【緊迫・南シナ海】
あわや中国が防空識別圏を設定 米空母艦隊派遣の本当の理由
      2016.3.6 17:37        産経WEST
http://www.sankei.com/west/news/160306/wst1603060047-n1.html~n4.html)

 米国防総省と第7艦隊が中国の全人代開幕に合せたかのように米空母艦隊を南シナ海に派遣した。背景には南シナ海の軍事基地化を進める中国が一方的に防空識別圏を設定し、南シナ海を“聖域”としかねないとの危機感があったようだ。米国は中国による軍事拠点化を防ぐ方針だが、状況は全く予断を許さない。

 南シナ海に派遣されたのは原子力空母「ジョン・C・ステニス」、ミサイル巡洋艦「モービル・ベイ」、イージス駆逐艦「チャン・フー」、「ストックデール」の他、補給艦「レーニア」。米海軍は今回の空母艦隊派遣を通常のパトロール任務だとしているが、この言葉を額面通りに受取る人はいないだろう。フィリピンのマニラには米海軍横須賀基地(神奈川県)を拠点とする第7艦隊の旗艦「ブルー・リッジ」が寄港している。

2030年までに「中国の湖」になる

 米空母艦隊派遣が公になる直前の3月1日にはカーター米国防長官がサンフランシスコで講演し、中国が南シナ海の軍事化を止めようとしないのなら、「それに見合う結果を伴う」と述べ、対抗措置を取る考えを強調していた。

 2007年にも南シナ海に派遣されたことがある「ジョン・ステニス」のハフマン艦長は「中国の艦船が周囲にいる」と、米空母艦隊の動きは中国に監視されていると説明する一方、集まった中国の艦船の多さについて「過去の私の経験では見たことがない」と語り、10年程で南シナ海を巡る軍事状況は一変していることも明らかにした。

 米シンクタンクの戦略国際問題研究所(CSIS)が2016年1月に纏めた報告書は、南シナ海について「2030年までに事実上、中国の湖となる」と警鐘を鳴らしている。

 中国による南シナ海の軍事拠点化の勢いは止まることがない。2014年5月に中国がスプラトリー(中国名・南沙)諸島の岩礁で大規模な埋立てを行なっていることが判明。2016年1月にはスプラトリー諸島にある人工島の飛行場に試験飛行を実施した。米国防総省が同年2月、スプラトリー諸島に新たなレーダー施設を建設していることを確認した。また、同年2月にはパラセル(中国名・西沙)諸島に対空ミサイルが配備されたのに加えて、戦闘機が派遣されたのも分った。

一挙に防空識別圏を設定か?

 米国がこうした南シナ海に於ける中国の行動を受けて、最も警戒しているのが防空識別圏設定の強行だ。ハリス米太平洋軍司令官は2月25日の記者会見で、ケリー米国務長官が中国に対し、南シナ海上空に防空識別圏を設定しないように求めたことを明らかにする一方、中国が防空識別圏を設定しても「無視する」と語った。

 中国外務省の洪磊報道官は2月26日の記者会見で、南シナ海上空に防空識別圏を設けるかどうかについて「状況次第だ。南シナ海の現状は全体として安定している」と述べたが、遅かれ早かれ中国が防空識別圏を設定しようとするのは間違いないというのが軍事関係者の常識的な見方だ。

 レーダーと対空ミサイルの配備、そして戦闘機の派遣というのは実は東シナ海での行動が一つの教訓となっている。中国は2013年11月に尖閣諸島(沖縄県石垣市)を含む東シナ海上空に防空識別圏を設定した。しかし、米軍は戦略爆撃機B52を中国に事前通告することなく派遣し、堂々と防空識別圏内を飛行させた。

東シナ海での教訓に学ぶ

 中国はB52の飛行をレーダーで捉えたと主張したが、元航空自衛隊幹部は「中国はスクランブルを掛けていない。B52を捕捉することが出来なかったのではないか」と見ている。

 つまり、東シナ海ではレーダーや対空ミサイル等防空用兵器の配備が追い付かなかったために米軍の進入を易々と許す結果となったという訳だ。南シナ海でその二の舞とならないようにするには進入して来る米軍を捕捉・迎撃出来る兵器を揃えた上で、防空識別圏の設定に踏切る必要がある。

 レーダーで捕捉し、対空ミサイルで迎撃、更に進入を試みようとする敵に就いては航空機を緊急発進(スクランブル)させるということになる。先の元空自幹部はこうした中国の動向について「南シナ海の制海権と制空権を掌握するために着々と布石を打っている」と分析している。

 こうした中、米軍内では「中国が南シナ海の軍事拠点を前方展開基地に変容させようとしている」との強い警戒感が出ており、攻撃型原子力潜水艦の追加配備やステルス駆逐艦「ズムワルト」を展開することも検討している。
 米国が実施している「航行の自由」作戦との関連は不明だが、昨年11月上旬には海上自衛隊護衛艦が米原子力空母「セオドア・ルーズベルト」と一緒に南シナ海を航行した。年内には日本、米国、インドの3カ国がフィリピン北方の南シナ海近くで海上共同演習を実施する。南シナ海を巡る角逐は続くことになる。


関連記事

テーマ : 検証
ジャンル :

コメントの投稿

非公開コメント

プロフィール

日月の民草

Author:日月の民草
 ハンドルネーム666です。

五六七のミロクの代から六六六のミロクの世となるぞ。
六六六がマコトのミロクの世であるなれど、六六六では動きないぞ、
六六六は天地人の大和の姿であるなれど、動きがないからそのままでは弥栄せんのぢゃ、
666となり又六六六とならねばならんぞ、新しき世の姿、よく心得よ。
(五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第15帖)

最新記事
最新コメント
最新トラックバック
月別アーカイブ
カテゴリ
最新記事
検索フォーム
RSSリンクの表示
リンク
QRコード
QR
上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。