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日露外交、産経新聞の愚論

 北野氏が「クレムリン・メソッド」や「RPE」で説くとおり、戦争は先ず「情報戦」から始まり、「経済戦」に移り、最後に「ホット・ウォー」で決着します。その過程で敵側の切崩しと味方を増やす熾烈な謀略戦が繰広げられます。
 中国は日本を属国として支配する野心を抱き、日本と領土問題を抱える韓国とロシアを仲間に引入れて反日統一戦線を構築しました。産経新聞が「歴史戦」と位置付ける「南京大虐殺」や「従軍慰安婦」の捏造プロパガンダとの戦いはこの「情報戦」です。
 日本がこの戦争に勝つためには先ず日米同盟を強固にし、インド、オーストラリア等を味方にする一方で中・韓、中・露の間を分断し離間させなければなりません。日米同盟の強化は昨年の安保法制で、中・韓の分断は先の「日韓慰安婦合意」で成功しました。残るは中・露の分断です。アメリカは既にロシアと和解を進めており、日本もそれに追随することが必要です。そのためには北方領土の問題は当分棚上げしても構いません。今、ロシアは資源価格暴落等で経済的に窮迫しており、日本が手を差伸べる好機です。
 ところが1月31日、下記産経新聞の【主張】、つまり社説は「領土問題の解決を否定するなら交渉は出来ない」などと、とんでもないことを言っています。萩生田光一・官房副長官も同じです。「日韓慰安婦合意」の時もそうでしたが、「戦略思考」を持たない保守や右派陣営の陥り易い誤りです。幸い、安倍総理は彼等よりは一段高い見識を持っておられるようなのが救いです。是非、近々非公式訪露を実現して欲しいと思います。


【主張】
ラブロフ発言 領土否定なら交渉できぬ
     2016.1.31 05:01         産経ニュース
http://www.sankei.com/column/news/160131/clm1601310004-n1.html~n2.html)

 北方領土交渉の前提を真っ向から否定する発言を許してはおけない。ロシアのラブロフ外相が日本との平和条約締結について「北方領土問題の解決と同義ではない」と述べたことである。
日本の立場は、我国固有の領土である北方四島の帰属問題の解決が、平和条約を締結する大前提とするものだ。しかも、この方針は過去の交渉の中で確立されて来たものでもある。これらを無視する発言をロシア側が撤回しないなら、領土交渉を続ける意義を問直さなければなるまい。

 発言に対し、萩生田光一官房副長官が「条約締結交渉の中核は当に北方四島の帰属、即ち領土問題そのものだ」と反論したのは当然としても、外務省等から誤りを明確に指摘する声が上らないのはどうしたことか。
1993年に日露首脳が署名した東京宣言も、北方四島の帰属問題を解決し、平和条約を早期に締結することを明記している。
政府が直ちに為すべきは、こうした両国間の合意に立戻るようロシア側に厳重抗議することだ。2月には外務次官級協議を実施する方針だという。領土交渉の前提を否定する相手と、一体何を話合えるというのだろうか。

 本質的な問題を棚上げした侭で、安倍晋三首相の非公式訪露とプーチン大統領との対話に向けた地均しが出来れば良い、という判断なら誤りだ。
ラブロフ氏が、第二次世界大戦の結果、北方四島がソ連領になったと主張し、それを日本側は受入れよ、と繰返し述べている点も容認出来ない。
ソ連が大戦の終結前後に日ソ中立条約を破り、武力で4島を不法占拠したのが史実である。火事場泥棒とも言える行為を、大戦の結果と強弁しているに過ぎない。
 必要な反論を怠る日本政府の足元を見透かすように、ロシアは北方領土の実効支配を強める措置を急いでいる。ショイグ国防相は今月、択捉島と国後島で年内に220以上の軍事関連施設を完成させる必要性を強調した。

 交渉の基本的な立場を損なって迄、対話を優先する姿勢は、誤ったメッセージをロシア側に与えかねない。政府間協議を続ける上で、ラブロフ発言の撤回が先決であることを、安倍政権は明確に表明すべきだ。


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五六七のミロクの代から六六六のミロクの世となるぞ。
六六六がマコトのミロクの世であるなれど、六六六では動きないぞ、
六六六は天地人の大和の姿であるなれど、動きがないからそのままでは弥栄せんのぢゃ、
666となり又六六六とならねばならんぞ、新しき世の姿、よく心得よ。
(五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第15帖)

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