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【RPE】 ソロス(国際金融資本)も中国を見捨てた

 以前のジョージ・ソロスは、反ロシア、親中国でした。それが今では、一転して親ロシア、反中国だそうです。ソロスの背後には「国際金融資本」が存在します。アメリカ政府と国際金融資本が中国潰しで一本に纏まったのですから、中国の命運は既に尽きたも同然です。
 それともう一つ、ソロスは1月21日、ダボスで「中国経済がハードランディングに直面している」と述べています。やはり今年、巨大な株・商品の暴落が世界を襲うことは避けられないようです。ロイヤルバンク・オブ・スコットランドや J.P.モルガン・チェース(つまり国際金融資本)が既にその大々的なキャンペーンを始めています。(関連記事: 参照)
 相場用語に「売りが売りを呼ぶ」というのがありますが、こうした動きは周辺を巻込んで雪崩のように拡大し、やがて誰も止められなくなるでしょう。


【陰謀論者必見】
ソロスの言動からわかる、「国際金融資本」と中国の関係の変化
         ロシア政治経済ジャーナル No.1334
       2016.01.27            北野幸伯 
http://archives.mag2.com/0000012950/20160127000000001.html

 全世界のRPE読者の皆様、こんにちは! 北野です。
「世界三大投資家」と言えば、
・ ウォーレン・バフェットさん
・ ジム・ロジャーズさん
・ ジョージ・ソロスさん
  今回は、ジョージ・ソロスさんのお話。

ジョージ・ソロスとは?

 ジョージ・ソロスさんは1930年、ハンガリーのブタペストで生れました。ユダヤ系です。
ブルームバーグによると、2015年時点の資産は277億ドル(約3兆3240億円)。世界で24番目の大富豪だそうです。
17歳でイギリスに渡り、ロンドン・スクール・オブ・エコノミクスを卒業。
1973年、(後の世界3大投資家)ジム・ロジャーズと共にクォンタム・ファンドを設立。同ファンドは、10年で3365%のリターンを得て、世界的に知られるようになります。
1992年、イギリスの通貨ポンドの空売りを行ない、15億ドルの利益を得る。(以後、「イングランド銀行を潰した男」と呼ばれるようになる)
1998年、クォンタム・ファンドは、運用資産で世界1のヘッジファンドに。
2010年、ファンド規模が、史上最高額の270億ドル(約3兆2400円)に。
2013年、アベノミクス相場で10億ドルの利益を得る。同年、クォンタム・ファンドは、ヘッジファンド史上最高55億ドル(6600億円)の利益を得る。
こう見ると、40年以上も投資で成功し続けている。当に「世界3大投資家」という名に相応しい人ですね。

「グローバル政治家」としてのジョージ・ソロス

 実を言うとソロスさんには、バフェットさんやロジャーズさんとは違う顔があります。彼は、「国際政治」に深く関わっているのです。「国境なき政治家」を自任しています。一体何をしているのでしょうか? 
 彼は世界中の(特に独裁色の強い)国々に、「オープン・ソサエティ財団」というのを作っている。この財団は何をしているかと言うと、「開かれた社会を作っている」という名目。要は、「民主化支援」をしている訳です。
 「民主化支援」と言うと「美しい響き」ですが。しかし、統治者からすると、「革命を扇動している」とも言えます。そう、ソロスさんは、「革命支援」を行なっているのです。
「トンデモ、トンデモ、トンデモ~~~~!!!」。そんな声が聞えて来ます。
 一つ例を挙げておきましょう。
03年11月、ジョージア(旧グルジア)で、「バラ革命」が起りました。この革命で追放されたシェワルナゼ大統領(当時)は、何と語っているか?

03年12月1日時事通信。
 <グルジア政変の陰にソロス氏?=シェワルナゼ前大統領が主張
【モスクワ1日時事】 グルジアのシェワルナゼ前大統領は、11月30日放映されたロシアの公共テレビの討論番組に参加し、グルジアの政変が米国の著名な投資家、ジョージ・ソロス氏によって仕組まれたと名指しで非難した。
ソロス氏は、旧ソ連諸国各地に民主化支援の財団を設置、シェワルナゼ前政権に対しても批判を繰返していた。>

 こういう活動を、アメリカ政府の承認なしで行なえる筈がありません。つまり、彼は、「アメリカの世界戦略」に深く関わっている。ところが、ここで話が複雑になって来ます。
 グルジアで革命が起ったのは、03年11月。この時、アメリカ大統領は、ブッシュでした。そして、ソロスは、有名な「反ブッシュ」なのです。ブッシュが二期目に突入しないよう、「全財産を賭けてブッシュを破る」と公言していた位です。(しかし、ブッシュは再選され、ソロスは富を増やし続けた)
 何故ソロスは「反ブッシュ」なのでしょうか? 彼は、ブッシュとネオコンが進めた「一極主義」に反対だった。そして、基本的に「多極主義者」である。「多極主義」とは何でしょうか? 「アメリカ一極世界をぶち壊し、幾つかの極(多極)が共存、併存する世界を創ろう」という主義です。
02~03年、運動を主導したのは、フランス・シラク大統領とドイツ・シュレイダー首相でした。しかし、運動の中心は、その後ロシア、中国に移って行きます。
 ソロスがグルジアの民主化を支援した。これは、ブッシュ政権の利益でもあります。しかし、ソロスは、「反ブッシュ」。ソロスは、ブッシュ政権の代理人として活動していたというより、「グローバリズム」を推進する「国際金融資本」の一員して、「オープン・ソサエティ財団」をやっているのでしょう。(ソロス自身は、「グローバリズム」や「市場原理主義」を批判している! しかし、彼がやっていることは、当に「グローバリズム推進」と言える) 
 ところでソロスは、「反ロシア」で知られています。ソロスは、ロシアが「勢力圏」と考えている旧ソ連諸国で「革命運動」をしている。ここで利害が対立しています。そして、プーチンは、「ソロスは、ロシアでも革命を起す心算だ」と疑っている。プーチンとソロスは、極めて険悪な仲だったのです。

多極主義と中国への期待

 さて、ソロスは、「多極主義者」。「多極主義者」なのに、その運動のリーダーである「ロシア」が嫌い。では、「多極主義」もう一つのリーダー「中国」に就いてはどうなのでしょうか? これ、つい最近迄、「極めて肯定的」だったのです。06年に出版された、
● 世界秩序の崩壊 「自分さえ良ければ社会」への警鐘 ジョージ・ソロス(https://hec.su/cKEh)には、以下のように記されています。

 <ところが、ここに、皮肉にも愚かな事態が起きた。近隣の大国・中国が基本的に多極主義を受入れ始めた矢先、アメリカ合衆国が正反対な方向へと動き、国際的な諸制度への疑念を強め、最近の国家安全保障面での難題に対して大幅に一極主義的な治療策を遂行したのである。>

 ここでソロスが言っているのは、「多極主義を受け入れた中国は賢明だ」、「一極主義のアメリカブッシュ政権は愚かだ」ということです。つまり、彼の頭の中では、06年の時点で、「アメリカ、ブッシュ政権はバカ」、「中国は、賢明」という構図になっていた。更にソロスは言います。

 <日本は、この両国の板挟みになった。方や最大のパトロン且つ保護国ながら、昨今益々世界の多くの国々との折合いが悪くなって来たアメリカ。方やその経済的繁栄を持続させ確保すべく国際的システムに於いて安定と現状維持を志向しつつある中国。>

 どうですか、これ???

 <方やその経済的繁栄を持続させ確保すべく国際的システムに於いて安定と現状維持を志向しつつある中国。>

 ソロスさん、中国については、「最高評価」と言っても良いでしょう。

・ ソロスは、アメリカブッシュ政権が嫌い。
・ 中国が好き。

 こういう思考を持っている頃、アメリカでは「住宅バブル」が崩壊した。07年、「サブプライム問題」が顕在化して来た。そして、彼は08年1月、リーマンショックが起こる8ヶ月前に決定的宣言をします。

 <「現在の危機は、ドルを国際通貨とする時代の終焉を意味する。
ワシントン・コンセンサスではなく、新しい保安官が必要だ」と述べた。>(ジョージ・ソロス ロイター1月24日)

 この時点でソロスは、「アメリカの時代は終っても良い。俺達は、中国と共に繁栄して行ける!」と考えていたのでしょう。2010年11月、彼はこんなことを言っています。
「アメリカから中国への、パワーと影響力の本当に驚くべき、急速な遷移があり、それは丁度第二次世界大戦後の英国の衰退とアメリカへの覇権の移行に喩えられる」。
「今日、中国は活発な経済のみならず、実際に、アメリカよりもより機能的な政府を持っているという議論を呼ぶであろう」。
 ここ迄読まれて、陰謀論好きの人は、思い出すことがあるでしょう。そう、「世界を支配しているのは、『国際金融資本』である。『国際金融資本』は、国境を超越しているので、別にアメリカが覇権国家でなくても構わない。国際金融資本は、中国を『次の覇権国家』にしようと決意している」という話。
ソロスの言動を見て行くと、この説があながち「トンデモ」ではないことが見えて来るのです。ところが・・・。

ソロス、中国を見捨てる

 ところが、ソロスの期待は、「アッ」という間に裏切られます。12年、既に彼は「反中」に転じていました。
12年10月、「成長モデルが息切れしつつある」と発言。
13年5月、中国の高利金融商品が、「サブプライムローン」に似ていると批判。
14年1月、「中国の成長モデルは既に力を失っている」と指摘。そして、
16年1月21日、ソロスは、また「余りに率直な発言」で世界を仰天させます。

 <ソロス氏:中国のハードランディングは不可避、株投資は時期尚早 (2) Bloomberg
1月22日(金)9時54分配信
 著名投資家ジョージ・ソロス氏は21日、中国経済がハードランディングに直面しており、こうした状況は世界的なデフレ圧力の一因になるだろうと述べた。同氏はまた、中国情勢を考慮して、自分は米株の下落を見込んだ取引をしていると説明した。
ソロス氏はスイス・ダボスでのブルームバーグテレビジョンとのインタビューで、「ハードランディングは事実上不可避だ」と指摘。「私は予想しているのではなく、実際に目にしている」と語った。 >

 中国の「ハードランディングは事実上不可避だ!」。「私は予想しているのではなく、実際に目にしている!」。皆思っているけれど、怖くて口に出せなかったこと。それを、「ドカン」と言ってしまったソロス。彼は、ダボス会議で、もう一つ驚きの発言をしています。
 「EUはもっとロシアと協調的になるべきである」。
以前の彼は、反ロシア、親中国だった。それが今では、一転して親ロシア、反中国になった。ロシアの国営RTRも、この発言を驚きを以って取上げていました。

ソロスの言動から分る、国際金融資本の意志

 ここ迄のソロスの言動から、世界の裏を読解いてみましょう。
先ず、ソロスは、「反ブッシュ」、「反一極主義」である。08年1月、ソロスは、「ドル時代の終焉」を宣言し、「アメリカ時代の終り」を事実上容認した。
 一方で、2010年時点でソロスは、中国を絶賛している。「今起っていることは、イギリスからアメリカに覇権が移った時代に良く似ている」とし、中国が覇権国家になることを、肯定している。
ところが12年から徐々に反中国に転じ、今ではむしろ「中国経済崩壊」を早めるような言動をしている。(ソロスが、「ハードランディングは不可避だ!」と言えば、投資家や企業は益々逃げ、本当にハードランディングする可能性が増すでしょう)
 一体ソロスに何が起ったのでしょうか。皆さんはお解りですね。
国際金融資本は、「中国は俺達に従順だから、アメリカから中国に覇権が移っても、俺達が支配を継続出来る」と思っていた。しかし、中国は、次第に傲慢になり、国際金融資本の言うことを聞かなくなって来た。
 中国はこれ迄、「欧米のつくった枠の中でパワーを得たいだけで、それ以上の野望はない」と繰返していた。ところが欧米の枠の外に「AIIB」を創る等して、国際金融資本に挑戦し始めた。ソロスも、「中国は、最早自分勝手に動き始めた」ということで「反中」に転じたのでしょう。
 過去、一極支配を進めるブッシュ政権と多極世界構築を目指すソロスの意見は異なっていた。しかし、今は、「中国崩壊」を目指すアメリカ政府とソロスの思惑が一致している。つまり、「国際金融資本」も「中国潰しに動き始めた」ということなのです。
 そして、アメリカ政府は、中露を分断するために、ロシアとの「和解」に動いています。反ロシアだったソロスも、欧州に「ロシアと和解せよ」と言っている。要は、ブッシュ時代バラバラだったアメリカ政府と国際金融資本が一つになって「中国を潰す」ということなのでしょう。
今回の話、より深く理解するために是非こちらを御一読下さい。中国とアメリカの癒着関係と分裂の過程が、とても良く解ります。
● China2049 ピルズベリー(https://hec.su/bWqL


関連記事: 「MONEY VOICE」
英国大手銀行RBSが異例の警告「極めて深刻な事態、投資家は全てを売るべきだ
    2016年1月21日             『カレイドスコープ』のメルマガ
http://www.mag2.com/p/money/7118

 ロイヤルバンク・オブ・スコットランド(略称: RBS)や J.P.モルガン・チェイス(つまり国際金融資本)が「投資家は総てを売るべきだ」と警告しているそうです。多くのメディアがその情報を拡散しています。


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日月の民草

Author:日月の民草
 ハンドルネーム666です。

五六七のミロクの代から六六六のミロクの世となるぞ。
六六六がマコトのミロクの世であるなれど、六六六では動きないぞ、
六六六は天地人の大和の姿であるなれど、動きがないからそのままでは弥栄せんのぢゃ、
666となり又六六六とならねばならんぞ、新しき世の姿、よく心得よ。
(五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第15帖)

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