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【RPE】2016年、アメリカはどう動く?

 昨日、中国上海と深圳の両証券取引所は両市場の主要300銘柄で構成する株価指数「CSI300」の下落率が7%を超えたため、「サーキットブレーカー」が発動され、全銘柄が取引停止となりました。
これを受けて、日経平均株価も一時600円を超える下げ幅を記録し、大引けは582円安となりました。為替は円高に振れました。
 下げは欧州から米国市場にも波及し、軒並み2~3%安で終っています(一番大きかったのはドイツDAXの4.28%下げ)。今日の中国市場の動向が注目されます。
「中国発の経済的事件が起り、それがアメリカや世界に波及するシナリオ」に就いては、既に昨日朝の段階で【RPE】が言及していましたので、今後の見通しと共に参考にして下さい。


【RPE】★ 2016年、世界はどうなる?~落ち目の覇権国家アメリカが世界を動かす
        ロシア政治経済ジャーナル No.1322
      2016.01.04             北野幸伯
http://archives.mag2.com/0000012950/20160104000000000.html

 全世界のRPE読者の皆様、新年明けましておめでとうございます!!!
これを読んで下さっているあなたに今年、良いことが雪崩の如く起ります。本年もよろしくお願い申し上げます。

 新年一発目ということで、「2016年、世界はどうなる?」を考えてみましょう。
正直言うと、そんなこと分りません。分りませんが、2015年迄に世界で起ったことをヒントに、考えてみます。
今日は、「アメリカの話」がメインです。
影響力の低下が著しい覇権国家アメリカ。しかし、未だにGDPでも軍事費でもナンバーワン。やはり、世界情勢は、この国を中心に廻って行くのです。

▼ 2015年までの大きな流れ

 (これは、【RPE】2015年を振返る)と重複するので省略。

▼ 2016年、アメリカはどう動く

 こういう流れで、アメリカは2016年に突入しました。
そして、今年も2015年に出来た流れに大きな変化はないと思います。
即ち、アメリカは今年、

1.中国をバッシングする。

 色々方法はありますが、一番は「経済情報戦」でしょう。
つまり、「中国経済崩壊論」を、毎日毎日報道する。
確かに、中国経済は、大きな問題を抱えています。しかし、「AIIB事件」前は「肯定的報道」と「否定的報道」が半々位でした。
ところが、「AIIB事件」後は、「中国経済はお先真っ暗」という報道一色になって来ました。
これは、「事実を報道している」という一面があります。しかし、「報道が事実を作る」という面もある。
 どういうことでしょうか?
何の問題もない上場会社があったとしましょう。
しかし、全新聞が、「A社は大きな問題抱えている!」と報じた。すると、必ずA社の株は暴落するでしょう。これは、「情報が現象を作った」のです。アメリカが、今年やるだろうことは、それと同じです。
 毎日毎日、「中国経済は崩壊する」と報道することで、実際に中国経済を崩壊させようとしている。その他にも、「サイバーテロ」、「人民元操作」、「南シナ海問題」等々で、アメリカは今年、中国をバッシングし続けるでしょう。米中関係は、益々悪化して行きます。

2.ロシアとの和解を進める。

 これも、2015年に始った流れですね。「中国と対抗するために、ロシアと和解する」のです。結果、(親欧米派の)ウクライナは捨てられ、悲惨な状態になって行くことでしょう。

3.アメリカは、IS問題への関与を大幅に減らす。

 オバマさんは、「IS問題が一番重要だ」と言っています。
しかし、全世界の人が、「アメリカは、マジメにISと戦っていない」ことを知ってます。1年以上空爆して、殆んど何の成果も出ていなかった。
理由は、ISが反米アサド政権と戦っていること。残虐なので表立って支援出来ないが、ISは「都合の良い存在」である。
しかし根本的な理由は、「シェール革命で、中東の存在感が薄れたこと」なのです。
 覇権国家アメリカが中東支配を緩くする。するとどうなるのでしょうか?
ソ連崩壊後、旧共産圏で紛争が多発した。それと同じような状況に、中東もなって行くと思います。
シリアを見ると、
<アサド現政権支持勢力>
ロシア、イラン(シーア派)、シリア・アサド政権(シーア派の一派アラウィー)。
 VS
<反アサド勢力>
トルコ、サウジアラビア、ヨルダン、エジプト、アラブ首長国連邦
、カタール (=スンニ派諸国)+シリア・「反アサド派」、IS。
で、ごちゃごちゃになって行くと思われます。しかし、遠いアメリカは、知ったこっちゃない。
という訳で2016年、アメリカの意向により世界は、

1.米中関係がますます悪化する。

2.中国経済は、実際の悪さにアメリカのプロパガンダが加わり、益々悪くなって行く。

3.アメリカとロシアは、和解に向う。

4.ウクライナ問題は、忘れ去られる。

5.アメリカは、IS問題への関与を減らし、シリアはゴチャゴチャになって行く。


 となります。

▼ その他の重要問題について

以上、落ち目の覇権国家アメリカが作り出す世界情勢について触れました。
後二つ、皆さんが恐らく関心を持っているであろうテーマについて簡単に触れます。

・ アメリカ経済は?

 長期的には、ユーロや人民元の台頭により、ドル基軸通貨体制が、徐々に破壊されている。これは、非常に大きな問題で、アメリカ衰退の根本原因になっています。
一方、FRBは昨年12月、9年振りの利上げを決断しました。
つまり、短期的に、「アメリカ経済は正常な状態に戻りつつある」と宣言した。
どういうことかというと、2016年「アメリカ発の大きな危機が起る可能性」は、あまりないということです。
むしろ、経済絡みでは、「中国経済はどうなるのか?」に関心が集中すると思います。
(中国発の経済的事件が起り、それがアメリカや世界に波及するシナリオはあり得ます)

・ アメリカ、新大統領は?

 2016年、アメリカは選挙の年ですね。その所為で、オバマさんの影は、益々薄くなりそうです。
アメリカ大統領選絡みで、一番注目されるのは、「トランプは大統領になれるのだろうか?」でしょう。そんなことは、勿論分りません。
しかし、彼が「世界とアメリカのトレンドに合致している」ことは間違いありません。

 「世界のトレンド」とは何でしょうか?
(善悪はともかく)「ナショナリズムが流行している」こと。
世界的に「ナショナリスト」と言うと、プーチン、安倍さんですね。
しかし、「ナショナリズム」は「世界的潮流」になりつつあります。
 例えば、ISによる「同時多発テロ」が起ったフランス。
いま一番人気の政治家は、「極右政党」と呼ばれた「国民戦線」のマリーヌ・ル・ペンさんです。
大暴れするIS、多発するテロ、欧州に大挙して来る難民(イスラム教徒)が、欧米で「ナショナリズム流行」の原因になっている。
 トランプは、(移民を制限するために)「メキシコとの国境に『万里の長城』を造る!」と宣言している。また、「イスラム教徒の入国を禁止すべきだ!」と宣言している。
こういう過激な発言が、テロに怯えるアメリカ国民の心情にマッチし、人気を獲得している。

 もう一つ、「アメリカのトレンド」とは何でしょうか?
「ロシアと和解して、中国と戦う」ということです。
トランプは常々、「プーチンとの和解」を主張する一方で、中国を非難しています。更に、「中東への関与を減らすべき」と主張している。
要するに、「アメリカの進むべき方向性」について、過激な口調ながらも、正しい視点を持っている。
勿論、どうなるか分りませんが、トランプが大統領になっても、私は驚かないでしょう。

 長くなりましたので、今日はこの辺で!
次号からは、「他の大国群」、「日本」の2016年について考えます。


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日月の民草

Author:日月の民草
 ハンドルネーム666です。

五六七のミロクの代から六六六のミロクの世となるぞ。
六六六がマコトのミロクの世であるなれど、六六六では動きないぞ、
六六六は天地人の大和の姿であるなれど、動きがないからそのままでは弥栄せんのぢゃ、
666となり又六六六とならねばならんぞ、新しき世の姿、よく心得よ。
(五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第15帖)

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