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戦わずして中国に勝つ戦略

 その鍵を握るのはロシアです。日米同盟を強固にした上で、中・露の間に楔を打込み離間させることが戦略の要諦です。
幸運なことに、現時点ではアメリカがこれをやってくれています。(アメリカが裏でロシアと和解したことは、シリアでロシアのやりたいようにやらせていることからも判ります)
プーチンはカミソリのように鋭利な人物なので、分が悪いと見れば中国を裏切ることもあり得るでしょう。彼にとってはロシアの国益が第一ですから。織田信長みたいなものです。

231335502_624_v1449645205 プーチン
画像転載元: 〔副島隆彦〕今日のぼやき 広報 2015.12.9

 日本はアメリカと歩調を合せてロシアとの関係を「適当に」改善し、他方、インドを経済的に支援、且つ安全保障面で連携し、東南アジアや中央アジア諸国で中国と競り合って中国包囲網を形成する。
 この「中国包囲網」について先月、高島康司が「中国とアメリカは対立関係にはまったくない」と書いていたのを見ましたが、アメリカの基本戦略を誤認しています。この人物も、板垣英憲も、副島隆彦も強いバイアスが掛かった工作員です。

 驚くことに、安倍総理は上に挙げた中国包囲網の各項目を実際に行なっており、着々と成功しています。一部の人達が気でも狂ったかのように安倍総理を罵倒しているのは全く当らないと思います。もしかしたら、安倍主相は後世、日本を救った名宰相と讃えられる人物かも知れません。それは後から判ることです。


MAG2 NEWS 
戦わずして勝つ。中国の脅威をかわすための「対ロシア戦略」
     2015.6.23           北野幸伯
http://www.mag2.com/p/news/18826~/5)
 
 覇権国家への道をひた走る中国。その勢いに日本が飲込まれないためには、日米関係の更なる強化と共に、ロシアの扱いにも大いに注意すべきだと、人気の無料メルマガ『ロシア政治経済ジャーナル』の著者・北野幸伯さんは力説します。

● 日本からみたロシアの戦略的位置付け

 前号では、「なぜアメリカは、日露接近を邪魔するのか?」という話をしました。(ずっと下の方を見て下さい)

 アメリカには、仮想敵国が4カ国ある。
・ 中国
・ ロシア
・ ドイツ
・ 日本(!!!!!!!)

 そして、アメリカの戦略は、この4カ国を分裂させて置くことである。だからアメリカは、仮想敵国ロシアと仮想敵国日本がひっつかないようにしていると。「戦略的」にやってる訳ですね。
今回は、「では、日本にとってロシアは戦略的にどうなのだろう?」という話をします。

 日本の脅威は、どの国か?
「国益」にも色々ありますが、最も重要なのは、「金儲け(=経済的利益)」と「国の安全」です。
「金儲け」の話は、今回措いて置きます。「安全」の話をしましょう。
日本の安全を脅かしているのは、どの国なのでしょうか?
先ず思い出されるのは、「日本は、3か国と領土問題を抱えている」という事実。
・ ロシアと北方領土問題
・ 韓国と竹島問題
・ 中国と尖閣問題(中国は、「沖縄」も自国領である」と主張…証拠はこちら

 日本では、この三つの問題、「同列」に扱われることが多いです。しかし、この三つは、「脅威のレベル」に於いて明らかに違います。
先ず、ロシアは、北方領土を70年間実効支配している。韓国は、竹島を63年間実効支配している。
日本は大いに不満ですが、ロシア、韓国は、現状に非常に満足している。ですから、ロシアや韓国が日本と戦争する理由はありません。
 しかし、尖閣は、日本が実効支配している。(1895年以降日本領なので、当然ですが)
中国は、現状に不満なので、勝算があれば、「日本と戦争する可能性」がある。
「平和ボケ」日本人には想像も出来ない事態ですが、実際中国政府の高官や軍関係者は、「日本と戦争するのは良いことだ」と語っています。
一つ例を挙げて置きましょう。

 「世界戦争も辞さず」に凍りついた会場 ダボス会議で出た中国の“本音”
スイスで1月に開かれた「世界経済フォーラム年次総会」(ダボス会議)で、取材に当った米メディア幹部がぞっとするような「ある、影響力を持った中国人の専門家」の談話を伝えた。
 この専門家は「多くの中国人は尖閣諸島への侵攻で軍事的な優位を地域に見せ付け、シンボル的な島を確保することが出来ると信じている」と語った。
 世界大戦の引金になりかねない話の行方に、周辺は凍り付いたという。(2014.02.17 夕刊フジ)  出所全文はこちら

 こういう話、「南シナ海埋立て問題」等を見るに、「本気だ」と思った方が良い。 
ここ迄を纏めると、日本は、ロシア、韓国、中国と「領土問題」を抱えている。しかし、「領土問題」が原因で、「戦争になる可能性」があるのは、「中国一国」なのです。
もう一国、当然北朝鮮も脅威です。とは言え、GDPでも軍事費でも世界2位の強国・中国とは、「比較にならないレベル」と言えるでしょう。
更に、ここ数年、日本では「脱自虐史観」が進んで来た結果、「アメリカが全部悪い説」が大ブームになっています。
 日本人が「自虐史観」に洗脳されたのは、アメリカGHQの仕業。ですから、理解出来ます。そして、未だにアメリカは、日本を搾取し続けている。とは言え、少なくともアメリカは、日本の領土を要求していません。アメリカは、沖縄を日本に返還しましたが、中国は突然、「沖縄は中国の領土である」と言い始めた。どっちがマシか、常識で考えれば理解出来るでしょう。

● 日本の戦略は「中国と戦争をしないため」にある

 「戦略」という言葉は、元々「戦争に勝つ方法」という意味です。
最近は、戦争以外、たとえば「国家戦略」、「企業戦略」、「人生戦略」等、色々な意味で使われています。しかし、オリジナルな意味は「戦争に勝つ方法」。
で、「誰に勝つの?」と言うことなのですが、上でざっくり見たように、現在日本の深刻な脅威は、「中国一国」である。
つまり「日本の戦略」は、「中国に勝つ方法」と同じ意味である。これ「決めて置くこと」は、とても大事です。

 戦前、日本は、「仮想敵ナンバー1」を決めていなかった。陸軍は、「ソ連だ!」と言い、海軍は、「アメリカだ!」と主張した。これ、国として、どっちか決めて置かないとダメでしょう? それが決らないと、「戦略」が立てられない。
 で、結局、日本は「大戦略不在」の侭、アメリカ、イギリス、ソ連、中国4大国と戦うハメになった。こんなもん、勝てっこありません。
もう一つ、「戦略」は「戦争に勝つ方法」ですが、孫子も言っているように、「戦わずして勝つのが上策」なのです。
だから、きっちり戦略を立てて動くことで、「中国との戦争を回避することが出来る」。

 「平和憲法さえあれば戦争にならない」、「中国は平和的台頭を宣言しているのだから戦争にならない」と思考を停止させている人達より、私達は、真剣に「戦争にならない方法」を考えていると言えます。
実際、日本が「中国に勝つ」と言っても、日本が中国領を侵略すること等あり得ません。
只、「日本には尖閣ばかりか沖縄の領有権もない」、「尖閣だけでなく沖縄も中国領だ」等という、異常な主張を止めて欲しいだけなのです。

 何故アメリカとの関係強化が「最優先課題」なのか?
では、「中国と戦争しない」、「仮令戦争になっても圧勝する」方法は何でしょうか?
これは、簡単で、「アメリカとの関係」を益々強化して行けば良い。
何故かと言うと、中国は現時点で、「アメリカに勝てない」ことを知っている。だから、中国が尖閣を侵略した時、「アメリカ軍が出て来る」と思えば攻めてくる確率は減る。もし攻めて来ても、日米で圧勝出来る。

 こう書くと、必ず「尖閣有事の際、アメリカは日本を助けてくれませんよ!」と「断言する」人がいます。何故分るのでしょうか?
実を言うと、これ「誰にも」、「アメリカ政府自身」も分らないのです。

 例えば小沢さんみたいに、「私は人民解放軍の野戦軍司令官です!」なんて宣言している人が政権にいたら? アメリカだって、「お前なんか助けるか!」となるでしょう。
それに、アメリカは、傀儡国家のジョージア(旧名グルジア)やウクライナがロシアと戦うのを、十分助けませんでした。

 とは言え、オバマさんを始めアメリカ政府高官達は、これまで繰返し、「尖閣は日米安保の適用範囲だ」と宣言しています。そして、ジョージアやウクライナと違い日本は「軍事同盟国」である。
結局、「アメリカは尖閣有事の際、日本を助けるかどうか?」というのは、「答えのない質問」なのです。

 しかし、中国に「アメリカが出て来る可能性が高い」と思わせておくことが「抑止力」になる。だから、アメリカとの関係を益々強固にしていくことが、日本にとって「戦略的最重要課題」なのです。
最近の例を。
安倍総理の「希望の同盟」演説で、日米関係はとても良くなった。そしたら、習近平が突然日本に優しくなった。
「安倍の所為で日本は危険になった」と言う人達は、この現象をどう説明するのでしょうか?

 要するに、この世では、「のび太君」みたいな「か弱い平和主義者」は虐められる運命なのです。「平和主義者なら戦争が起らない」のなら、中国が虫も殺さぬチベット人を120万人も殺した現実をどう説明するのでしょうか?
結局、日本が戦争をしたくなければ、「自国が十分強くなる」か、「強いアメリカと近くなる」しか方法がない。「アメリカ製平和憲法」は、決して日本を守ってくれません。

● ロシアの戦略的位置付け

 では、日本にとって、ロシアの戦略的位置は何でしょうか?
「日米 対 中国」……こういう戦いになれば、日米は圧勝出来ます。
では、「日米 対 中露」の戦いだったら、どっちが勝つのでしょう?
難しい質問ですね。
難しいですが、「日米 対 中国」の方が、「日米 対 中露」よりずっとマシなことは素人でも分ります。
勿論、最良の形は、「日米露 対 中国」である。それが無理ならば、少なくとも「日米 対 中国 (ロシア=中立)」にして置くことが、戦略的に重要です。
だから日本は、中国とロシアを分裂させて置かなければならない。これが、日本の戦略から見たロシアの位置付けです。

 日米中露の4国関係で、日本が取るべき戦略は以下のとおりです。
1.中国に「戦争をする気」を起させないよう、アメリカとの関係を益々強固にする。
2.それをベースに、中国とロシアを分裂させる。具体的にはロシアを日米陣営に取込む。


 ですから、「対ロシア政策」は、日本とアメリカが一緒になって行なう必要がある。日本だけがフライングしてロシアと仲良くなり、日米関係を犠牲にしてはいけないのです。
そして、前号でも書いたように、アメリカは戦略的に、日露接近を嫌がります。
それなら、「米露接近」だけでも、戦略的には同じこと。結果的に、「日米 対 中国(ロシア=中立)」になるのですから。

 因みに、世界3大戦略家のルトワックさんは、「ロシアを中国包囲網に取込む重要性」を繰返し説いておられます。
最後に、引用して置きましょう。ルトワックさんは、日本が独立を維持出来るか、それとも中国の属国になるかどうかについて、以下のように述べています。

 「勿論、日本自身の決意とアメリカからの支持が最も重要な要素になるのだが、ロシアがそこに参加してくれるのかどうかという点も極めて重要であり、むしろそれが決定的なものになる可能性がある。(188p)」

 因みに、ルトワックさんの「自滅する中国」は、日本の進むべき指針を知りたい方は必読です。是非この機会にご一読下さい。


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日月の民草

Author:日月の民草
 ハンドルネーム666です。

五六七のミロクの代から六六六のミロクの世となるぞ。
六六六がマコトのミロクの世であるなれど、六六六では動きないぞ、
六六六は天地人の大和の姿であるなれど、動きがないからそのままでは弥栄せんのぢゃ、
666となり又六六六とならねばならんぞ、新しき世の姿、よく心得よ。
(五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第15帖)

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