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曲る太陽電池

【経済インサイド】
「曲がる太陽電池」で日本メーカーが中国勢に反転攻勢 数年後の世界市場が一変する可能性も
      2015.9.29 07:00更新       産経ニュース
http://www.sankei.com/premium/news/150929/prm1509290001-n1.html~n4.html)

 安価な中国製品が支配する太陽電池市場で、日本メーカーが反転攻勢の機会を窺っている。技術的には優位を保っており、次世代電池の開発で劣勢を撥ね返そうとしている。
開発は実用化が視野に入る段階迄前進しており、数年後には状況が一変する可能性もある。
                           ◇
 太陽電池と言えば、ガラスに覆われたパネルを思い浮べるが、この(三菱の)太陽電池はシート状をしている。厚さは1ミリ以下。自由に折曲げたり、畳んだり出来る。
三菱ケミカルホールディングス傘下の三菱化学が開発中の有機薄膜太陽電池だ。

 材料は太陽電池で一般的なシリコンではない。炭素などの有機物を、ガラスではなくフィルムの上に印刷して作る。薄い上、大掛かりな製造装置が不要で、価格も抑えられる。

 その上、透明にしたり、自由に色を付けたりすることも出来る。このためデザインを損なうことはなく、あらゆる用途に使えると言う。
例えば、この電池でビル1棟を丸ごと覆ってしまうことが可能だ。

 大成建設が横浜市に昨年建設した3階建ての実験施設「ZEB実証棟」は、電力を“自給自足”出来るのが売りだが、外壁に三菱化学の有機薄膜電池を使っている。年内にはスリーエムジャパンと窓の内側に貼るタイプの販売も始める予定だ。
他にも電気自動車(EV)の屋根に貼り、動力源にするといった使い道が考えられている。

 有機薄膜電池は、東レも2018年頃の実用化を目指している。同社は室内に設置し、太陽光ではなく蛍光灯やLED(発光ダイオード)照明の光で発電することを想定している。

 有機薄膜電池は、照明を光源にしても光エネルギーを電気に変える能力が落ち難い。
このため、室内に置いておくだけで、一定の電力を賄える。小型化もし易く、電卓と同じようにスマートフォンに搭載される可能性もある。
この電池も折曲げることが可能で、同社は「顧客の要望次第で外壁用なども考えたい」と話す。

 曲る太陽電池は、ほかにも昭和シェル石油子会社のソーラーフロンティアが18年に発売する計画。やはりフィルム基板を使い、材料もシリコンではなく、銅とインジウム、セレンから成る化合物だ。
                          ◇
 太陽電池市場では2000年代半ば迄、シャープなどの日本メーカーが世界上位を占めて来た。しかしその後、自国市場拡大の追風を受けたドイツの新興メーカー、Qセルズがシャープから世界首位の座を奪い、更に人件費の安い中国などのアジア勢が躍進した。
シリコン系の太陽電池は半導体同様、製造装置があれば技術があまりなくても作れる。
このため、人件費の差で勝負が付くケースが少なくない。
人件費で分が悪い日本や欧米のメーカーは、次々に事業継続を断念。シャープは大半を外部調達に切替え、Qセルズは昨年倒産した後、韓国のハンファグループに吸収されている。

 一方、日本では、2012年に導入された再生可能エネルギー固定価格買い取り制度(FIT)が追風となり、太陽光発電が急速に普及。メガソーラーバブルともいえる状況になったが、これによって一部電力会社で系統電力の負荷が増大。昨年秋には九州電力が送電網への接続を保留する事態となり、バブルは一気に弾けた。
一方、買い取り価格が引下げられて、安さが重視されるようになり、アジア製品が流入。日本メーカーは軒並み業績を悪化させ、自国市場すら失おうとしている。

 IHSテクノロジーの大山聡主席アナリストは「価格競争力で劣る日本メーカーが巻返すのは難しい」と予測する。まさに正念場だが、活路はある。

 メガソーラー建設が相次いだことで、平地が少ない日本では設置場所確保が難しくなりつつある。
先日の鬼怒川洪水は、太陽光発電事業者による土手付近の掘削が被害拡大を齎したと指摘されているが、そこでも設置場所の問題が見え隠れする。
新たな設置場所を開拓出来る次世代電池は、そうした問題の解決に道を開く。

 海外では日本ほど場所に困っていないが、何れは同じ課題に直面すると見られる。
更に、太陽電池のシリコンは大半を中国から輸入している。シリコンを使わない次世代電池の普及が進めば、中国の資源外交に振回されるリスクも減せる。

 三菱化学の関係者は「中国メーカーには簡単に作れない」と自信を見せる。再び市場を支配する迄は行かなくとも、一矢報いることは出来そうだ。(井田通人)


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五六七のミロクの代から六六六のミロクの世となるぞ。
六六六がマコトのミロクの世であるなれど、六六六では動きないぞ、
六六六は天地人の大和の姿であるなれど、動きがないからそのままでは弥栄せんのぢゃ、
666となり又六六六とならねばならんぞ、新しき世の姿、よく心得よ。
(五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第15帖)

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