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「シールズ」の問題点

 タカギカツトシ氏の(?)この記事は、「SAELDs等のデモは低レベルの平和主義の連呼でしかない」、「戦争反対と言うが侵略と自衛の区別をつけなくて良いのか?」、「安倍はファシストとは言えない」等、共感出来る内容が多いです。


「超個人的美学2~このブログは「超個人的美学と題するブログ」ではありません」
安倍首相はファシストと言えるのか?~シールズ及び安保法制反対派の抱える問題点~
    2015-08-28 15:46:58
http://ameblo.jp/kattann2525/entry-12066757804.html

 前回記事(『集団的自衛権と憲法問題』)に引続き、とある政治系の勉強会で使用した資料を参考に議論を進めて行きます。

 前回記事では、集団的自衛権と憲法問題における第3の問題点として、

問題3 SAELDs等のデモは低レベルの平和主義の連呼でしかない。

という問題を挙げました。

 ここで、さらにもう少し掘下げてシールズの主張の問題を数点挙げます。

① 「戦争反対」というが侵略と自衛の区別をつけなくて良いのか?
② WAR IS OVER ってどの戦争のことを言っているのか?
③ ファシズムに反対しているようだが、安倍首相はファシストと言えるのか?


 ① に関しては、主張は支離滅裂で、ある時には「日本を守るためなら自分も戦う覚悟だ!!」と言ったり(では、何故自衛隊に入っていないのか? という単純な疑問も湧きますが・・・)、別の場面では、「とにかく、自分や自分の周りの人々が戦争に巻込まれるのが嫌なのだ!!」と言ってみたり、特に一貫性はありません。(もちろん、運動参加者が其々各自の意志や主張を持って参加しているので、見解の相違が生じるのは当然ではあるのですが)

 ② に関しても不明、集団的自衛権反対というのは、基本的には「日本が戦争に巻込まれないため」の措置であると考えられるので、本来的に普遍的な世界の恒久平和という理想とは全く別次元の問題である筈です。

 まあ、この辺りは、あまりにも細部の問題であるので、そこまで深く掘下げようとは思いません。(あえて好意的に解釈するならば、そもそも、シールズの主張は、思想的、学術的な論争ではなく、むしろ政治的なパフォーマンスであるので、ある種の便宜として分り易い、通りの良いスローガンを活用しているだけとも考えられるので)

 最後に③ の問題ですが、これはなかなか面白い問題かと思います。
「安倍はファシストだー!!」という主張は左翼のよく主張するところではありますが、基本的にはファシズムというのは国民を煽動し国家全体を巻き込んで行くような運動なのですが、果して安倍首相がそのような種類の人物であるかについては大いに疑問に思います。

 特に、これはアベノミクスが実質的に失敗に終ったことが大きな要因の一つであると思いますが、もはや、多くの国民は積極的に安倍首相を支持などしていません。
全体主義やカリスマ的なリーダーを望むような願望を生み出す素地となりうる閉塞感や漠然とした危機感はあるものの、その結果、事態を打開する強いリーダーシップを熱望するというより、取り敢えず無難な選択肢として安倍首相を支持しているというのが現実でしょう。

 そして、当の安倍首相本人もある種の理想に向って国民全体を巻込んで邁進して行くというよりは、ただただ、状況に押流されながらアメリカに従属するような方向へとズルズル引き摺られていると言う状況であり、とてもカリスマ的な指導力を発揮して国民全体をある方向へ導いているという印象はありません。

 ただし、これは次回取上げる予定ですが、だからといって日本が全体主義とは無縁であるかというとそうではありません。
ただただ、流されるままに全体的にある種の方向に突進んでいる。
つまり、現在の日本の状況はカリスマ亡き全体主義、理想亡きファシズム、つまり、ある種の理想やイデオロギーやカリスマ的な指導力を持ったリーダーに導かれた全体主義ではなく、ひたすら思考停止のまま手段の後を追って歩く羊の群れのような全体主義(思考停止先行型全体主義)であると私は考えています。


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Author:日月の民草
 ハンドルネーム666です。

五六七のミロクの代から六六六のミロクの世となるぞ。
六六六がマコトのミロクの世であるなれど、六六六では動きないぞ、
六六六は天地人の大和の姿であるなれど、動きがないからそのままでは弥栄せんのぢゃ、
666となり又六六六とならねばならんぞ、新しき世の姿、よく心得よ。
(五十黙示録 第二巻 碧玉之巻 第15帖)

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